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**タイトル:** テンセントが大量の資金を投入し、さらに900億円規模の企業も買収!

原文:腾讯开始撒币了,还投了个900亿公司

核心内容のまとめ

テンセントはAI分野で2つの大きな投資を行いました。1つ目は528億元(前年比176%増)を投じてAI計算能力の基盤整備に充て、その結果自由キャッシュフローがマイナスに転じました(2005年以来初)。2つ目はスウェーデンのvibe coding社Lovableへの投資で、同社の評価額は133億ドルです。Lovableの特徴は、コードが書けない人でも平易な言葉でアプリケーションを作成できるようにすることであり、ユーザーデータは魅力的ですがClaudeモデルに依存しています。国内の同様の企業(例:灵珠)はまだアンジェルラウンドに過ぎず、大きな差があります。vibe coding市場には機会もありますが(一般ユーザーがソフトウェアを作成する際の問題を解決する)、モデルへの依存や技術的なリスク、大手企業との競争といった懸念点もあります。

1. テンセントのAI戦略:基盤整備とアプリケーションエントリーポイントの獲得

テンセントの第2四半期の財務報告には2つの重要な数字があります。資本支出が528億元(主にAI計算能力の購入に使用)、自由キャッシュフローが-138億元です。これはテンセントがAI基盤整備に大きく投資していることを示しており、まるで「AI燃料」(計算能力)を事前に蓄えているようなものです。

Lovableへの投資も単なる無駄遣いではなく、アプリケーション層の不足を補うためのものです。テンセントはすでに専門開発者向けのCodeBuddyや一般クリエイター向けの吐司を持っていますが、Lovableは「コードが全く書けない人」向けのサービスです。これらを組み合わせることで、テンセントはAIコーディングのあらゆる形態(専門的なものからゼロコードまで)をカバーしています。この投資は「買いオプション」のようなものであり、もしvibe codingが成功すればテンセントの計算能力基盤が活用されるでしょう。

2. Lovableが900億ドルの評価額を持つ理由:「コードが書けなくてもソフトウェアを作れる」という問題の解決

Lovableの核心は「vibe coding」であり、平易な言葉で(例:「ログイン機能と会員制度付きの小さなショップを作ってほしい」)フルスタックアプリケーション(フロントエンド+バックエンド+デプロイメント)を生成できます。これは専門開発者向けのCursorとは全く異なり、コードが書けない人をターゲットにしています。

その価値はデータからも明らかです。サービス開始以来6000万件のプロジェクトを手掛け、月間9億回のアクセスがあり、フォーチュン500企業の3分の2の従業員が使用しており、年収は2億ドルから5億ドルに増加し(8月には6億ドルを目指す予定)、さらなる成長が見込まれます。Claudeモデルに依存していますが、単なる「シェル」ではありません。Lovableはモデルを一般ユーザーが使える形にパッケージ化し、データベースや支払い、デプロイメントといった機能も整備しており、企業のビジネスプロセスに組み込まれています(例:アディダスが内部ツールとして使用)。これが133億ドルの評価額の理由です。

3. vibe coding市場の魅力と課題:高い評価額だが多くの懸念点

魅力的な点は、この市場が急速に成長していることです。CursorはSpaceXに600億ドルで買収され、Lovableの評価額も倍増し、StackBlitzのBolt.newは5ヶ月で年収4000万ドルを上回りました。

しかし課題も多いです:

1. モデルへの依存:LovableはClaudeモデルを使用しており、CursorはGPT/Claudeに依存しています。モデル提供者が価格を変更したり権限を制限したりすると、アプリケーション層に影響が出る可能性があります。

2. 技術的なリスク:AIで生成されたコードには隠れたバグがある可能性があり、長期使用すると問題が発生する恐れがあります。

3. ユーザーの流出:Cursorが料金体系を変更した後、重度のユーザーの月額料金が200ドルに上昇し、多くの人がClaude Codeに移行しました。

4. 競争の変化:業界は「エンドツーエンドの自律型エージェント」(例:Claude Code)を求めるようになり、vibe codingの優位性が薄れる可能性があります。

4. 国内でLovableのようなサービスが出ない理由:4つの障害

国内の同様の企業(例:灵珠)がアンジェルラウンドに過ぎない理由は以下の通りです:

1. トラフィックの独占:微信、抖音、支付宝などの大手企業がユーザーを掌握しており、一般ユーザーが作成したアプリケーションは大手企業のエコシステム内でしか動かせません。

2. 支払い習慣:国内のユーザーはAIツールに対して月額料金を支払う習慣がありません。大手企業は無料のツールでユーザーを獲得し、独立した企業は収益を上げるのが難しい。

3. インフラの閉鎖性:アメリカにはSupabase(バックエンド)、Stripe(決済)、Vercel(デプロイメント)などの独立したツールがありますが、国内ではこれらが大手企業のクラウドサービスや支払いシステムに統合されており、一般ユーザーがアプリケーションを作成して収益を上げるのが困難です。

4. VCの慎重な姿勢:国内のVCはモデル層への投資を好み、独立したアプリケーション層には消極的であり、大手企業やモデル提供者による市場の奪取を恐れています。

結論

vibe codingの本質は「コードが書けない人でもソフトウェアを作成できるようにすること」ですが、アプリケーション企業の運命は大手企業に買収されるか、モデル提供者に依存するかのどちらかになりがちです。テンセントがLovableに投資したのは、「ゼロコードでアプリケーションを作成する」という需要の爆発的な増加を見込んでいます。しかし、国内の独立系企業が大手企業の壁を突破するためには、トラフィックと支払いの問題を解決する必要があります。この市場の未来は、ユーザーのニーズだけでなく、モデル提供者や大手企業の動向にも左右されるでしょう。